利休の人となりに迫った一冊。
「いったい、この人の何が「凄い」のでしょう?
利休の逸話は数多いですが、そのほとんどが作り話です。
信長、秀吉とのほんとうの関係、楽茶碗にこめられた意味、暗い茶室でこころみた工夫―いま注目の若手茶人が、茶碗、茶室、侘び、禅、死ほか一〇章で語る、茶の湯をよく知らない人のための新・利休入門。」
茶人の中で神格化されている利休をどちらかというと、人としてとらえています。
わびさびなどの茶道の精神の説明はあまりない。
お稽古・手前の解説書でもないので、ちょっと茶道・利休に興味がある人にお勧め。
写真はオールカラーでした。
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